女性の体内では、月経のたびに女性ホルモンであるエストロゲンが上昇します。このエストロゲンの上昇が、不妊にもつながる子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣腫瘍といった婦人科疾患を悪化させるとされているのです。

多くの妊娠・出産を経験した女性は、妊娠や授乳期間のため月経が止まっている期間が長くなります。その為、とりわけ昔の多産だった女性には子宮内膜症はあまり見受けられませんでした。

加えて、妊娠すると、子宮周辺の血管は体内の赤ちゃんに血液を運ぼうとする為太くなります。産後はまた元の細さに収縮しようとするのですが、妊娠前と比較してみると太いままという人も少なくないようです。

この子宮内膜症は、妊娠すると胎盤から大量に放出されるプロゲステロンの作用で改善するという事がしばしばあります。つまり、妊娠自体が、妊娠力の維持にも関わっていると考えられるのではないでしょうか。

血管が太いという事はその分血流も良いと考えられます。この事も、妊娠力の長持ちに結びついている可能性があるのではないでしょうか。ですから、高齢での初妊娠をする人の状況はもっと厳しいともいえるのではないでしょうか。