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ホルモンと年齢

男性ホルモンや女性ホルモンは、20~30代をボーダーラインとして、一般的には減少していくような傾向があるようです。また、女性に限ってですが、閉経を迎える年齢の前後には、様々な症状がみられる事を更年期と呼んでいます。男性には閉経はありませんが、年齢とともに男性ホルモンが減少する中で、更年期とも考えられるような症状がみられる事もあるようです。男性にとっても、女性にとっても「ホルモン」は大変重要な役割を果たしています。女性が年齢とともに、気になるお顔の「シワ」や「たるみ」なども、皮膚の結合組織であるコラーゲンに対して、女性ホルモンが働きかけをしている部分が大きく関わっているとも考えられます。その他には、女性に多い骨粗しょう症なども、女性ホルモンの減少から引き起こされるとも言われています。月経の周期などをコントロールしているのも、ホルモンであると考えられています。このような働きから、皆さんの若さを保っている正体が、ホルモンであると言う人々もいます。年齢とともに、減少する傾向のあるホルモンですが、その働きが弱くなると、皆さんの身体やメンタルに、様々な影響が出てくるのです。

不妊治療が成功するとは限らない

出産率が低い一方で、日本のARTの実施件数は60か国・地域中で第一位でした。つまり、日本は国際的に見て「妊娠できない不妊治療が非常に沢山行われている」という事が言えるのではないかと思います。

日本の2010年のART実施件数は、24万2161件でした。この件数、第二位の米国の件数に比べて約1.6倍に相当します。

ところが、治療によってどのくらいの子どもが生まれているのかというと、米国の半分もいっていないのが現状です。この状況を、不妊治療を受ける人にまず知ってもらいたいのです。食事療法や冷え予防など、自然療法を取り入れる事も勿論健康状態を保つ為にも大切な事には変わりありません。生活の乱れによって体力が落ちているのであればなおの事。

しかし、それだけでは妊娠には至らない人が沢山いるという現実を知ってもらいたいのです。この現実と向き合う為に、まずは生殖の仕組みそのものも知識として知ってもらいたく思います。

妊娠しやすい不妊治療を行うためにも、まずは知識をパワーアップさせましょう。「それなら小学生の時に授業でならったよ」という声も聞こえてきそうですが、忘れてしまっている内容もきっと多いでしょう。

実際に妊娠し出産を経験する女性だけではなくて、そのパートナーの方にも、その仕組みを理解してもらい、カップルで治療についてちゃんと話し合えるようになっていって貰いたいというのが私の願いです。また、不妊治療の最前線にいる専門家から見れば、昔に習った学校の知識では間違っている可能性も少なくありません。

まだ生殖医学が進んでいなかった時代の知識では、現在の不妊治療を理解する事は出来ないとも言えます。「じゃあスマホで検索すれば、お金もかけずに知識なんて手に入るでしょう」と思うかもしれませんが、そこもまた現代の落とし穴だと思います。

無料で楽しくみられるインターネットですが、その情報には背後で様々なビジネスが蠢いている事があります。

そういった情報は、妊娠できるという事よるもビジネスとしての利益を優先させている可能性があるのです。やたらと不安を煽ったような説明をする事で、特定の商品を購入させようとしたり、組織に対してお金を払ってしまいたくなるような巧みな誘導を行っているかもしれません。どうか、現段階の最前線の正しい知識を身に着け、変な情報になどに惑わされることなく不妊治療を受けて頂きたく思います。